(この『おばちゃん』は敬意と親しみで、中高年女性に対する蔑称では全くありません)
勤め先最寄りの鉄道駅構内にあるお惣菜・弁当屋さん。
十数年以上、週に二度以上通って昼食を調達しています。都内や近県で展開しているFC店の一つです。
通い始めた当時、私ごひいきのお店のスタッフさんたちは、中高年の女性がほとんど。
この店員さんたち、どなたも物凄く手際がよかった。おかずとご飯の量が選べる弁当を買うことが多かったのですが、ご飯の盛り方が絶妙。会社に近い場所にあった別のお店と同じお米を使っているはずなのに、いつもの店の方がお味がよかった。狭い店でしたが、レジ打ちの速度と精度がすごかったので、長蛇のお客さんはスイスイ捌かれて停滞なし。自然な笑顔と歯切れのよい応対。
このお店が数年前建て替えになりました。
旧店最後の日、たまたま私でお客さんがちょっと途切れたんですね。
カウンターで注文を受けていた店員さんが、ちょっと意を決した様子でカウンター外に出ていらして「長い間のごひいきありがとうございました。私ども、今日が最後です。」
建て替え後までの休業後も店員さんたちは変わらないものと思い込んでいました。私の後にやってきたお客さんもそれを聞いて驚いたらしく、口々に「最後って…建て替えだけじゃないの?辞めてしまわれるんですか!?」
ちょっと口ごもられて「皆裏方に回ります…店頭ではお目にかからないと思います」
裏方って?
調理場の方々も顔を出してくださり、レジ担当の方ともども目礼してくださいました。私と何人かのお客さん、最敬礼してお別れしました。はからずも、おばちゃん店員さんたちファンの多さを最後に実感しました。
新店舗開店後すでに数年。店員さんの平均年齢は30以上下がりました。
でも、あの大ベテランのおばちゃんたちが懐かしくて、お店に寄るたびに思い出します。
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