【横ですが】は、発言小町に日々寄せられるトピの中から、「これは大変!」「そんなこともあるよね」など編集部スタッフが気になったトピを取り上げます。
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写真はイメージです夏になると、ホラー映画やサスペンスドラマが見たくなったり、ふだん人けが少なく気味悪がられている場所に行ってみたくなったりしませんか? 祖先の霊魂が帰ってくると言われるお盆の時期と重なるのかもしれませんが、発言小町の中でも、心霊スポットや幽霊などの投稿が目につきます。なぜ人は存在があやふやな「目に見えないもの」に引かれるのでしょうか。
「地元のスポット制覇したら次は県外に」という彼
「心霊スポットに行かないでほしい」のトピ主「お化けは嫌」さんは、20代の女性。同棲中の同い年の彼氏は心霊スポット巡りにハマっていて、頻繁に友人たちとでかけるのだそう。「地元の心霊スポットを制覇したら、県をまたいで有名な心霊スポットにも行こう」などと話しているため、これを何とかやめさせたいと「発言小町」に書き込みました。
「私自身、霊感があるわけではないのですが、何か 憑いてきたらとか不安です。幽霊も見たことはないですが、信じてないわけでもないですし、自分がそういう目に遭うのは本当に嫌です。彼のことも心配です。楽しくてやってる事なのでやめさせるのは難しいのでしょうか?」とつづります。このトピには、約30件の反響(レス)がありました。
「いわゆる心霊スポットと言われるものは多くの場合そこで人が亡くなった場所のはず。そこにわざわざ行って、何か音がした、何か感じた。わー怖い、わー気持ち悪い。これって人の死を娯楽として消費していることになりますよね」と指摘したのは、「パキラ」さん。「心霊スポットは、事故現場とか、古戦場とか、不幸にして亡くなった人の無念さがあるので、興味本位で行かない方がいいと思います」とコメントしたのは、「アイボリー」さん。
廃墟ブームで肝試しのノリ?
有名人が 廃墟となったホテルや遊興施設などを訪れ、その謎を探るというテレビ番組が人気です。しかし、そうした番組では、テロップで「管理者の許可なく立ち入ることは犯罪です」と注意を促しています。トピ主の彼氏の心霊スポット巡りがどんなものか、詳しくはわかりませんが、レスを寄せた人たちの中には、廃墟ブームに乗って、手続きを経ないで侵入した場合、法的責任を問われることを心配する声がありました。
「カカオ95」さんは、「子供の頃なら、お墓へ肝試し!のノリでよかったかもしれませんが、成人になるとそうはいきません。廃墟への侵入は『不法侵入』となり、逮捕されます。軽装で侵入し、怪我でもするとそれはそれは感染症など思いもよらないおまけがついてきます」と続けます。
未成年者が廃校となった学校に侵入し、摘発されたケースもあります。冒険心をくすぐるのかもしれませんが、ほかにも、具体的に「古い建物の床が抜けたり屋根が落ちたりする危険」「行くあてのない人が潜んでいる危険」を挙げる人もいました。
そういう実際的な危険を言っても、熱中している本人にはあまり効果をあげない場合もあるようです。
「幽霊なんていない!」と言い切る夫
発言小町には、
「廃墟好きな主人。でも、そこは心霊スポットだった…」というトピも寄せられています。趣味のツーリングで、廃墟をバックに写真をとっては、SNSにあげている夫のことを書いたトピです。写真を見ると、いわゆる心霊スポットだったので、気持ち悪く思ったトピ主さんは確認してから行くように頼んだのに、当の夫は「廃墟の中に入るのは不法侵入だから、もちろん入らないし、外観をバックにバイクを撮影しているだけだから問題なし。それに幽霊なんていないのに、肝試しをしたくて、勝手にそう呼んでいるだけで、本当は幽霊なんていない!」と言い切るのだそう。
写真はイメージです一人でツーリングすることが多いというトピ主の夫さん。レスの中には、トピ主に同情する意見もありますが、「本人が問題ないと言っているのなら、ほうっておきなさい」という意見が多かったです。むしろ、「心配するなら事件や事故」と書いたのは、「けちゃっぷ」さん。「何かあっても連絡が付かなければ助けも来ないからね。死んだ者より生きてる人間の方が遥かに恐ろしいもんだよ」とコメントします。
廃墟や心霊スポットに引きつけられる家族や恋人を持つと、「何となく行ってほしくない」と言っても、頭ごなしに否定されてしまい、受け入れられないこともあるので厄介ですね。
「危なそうなものには近づかないでほしい」という願いをこめて、「花子さん」からは「心霊云々はおいておいても、廃墟は危ないですよ。それで事故にあったら、家族に迷惑がかかることなど、具体的にお話しておくのも悪くないかもしれません。私なら本気で心配していることと、場合によっては離婚も考慮に入れている事をお伝えします。それくらいの事です」という書き込みもありました。
人によって、気持ち悪さの感じ方はいろいろのようですが、せめて相手を心配している気持ちだけでも届くといいですね。(発言小町編集部)