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母と湯たんぽの思い出

レス6
(トピ主 2
041
エンジェル
話題
私は要介護2の母のサポートをするため、定期的に実家に通っていました。 いつも数日泊まります。 冬、ちょうど今頃の寒い夜です。 片付けを終え台所の電気を消すと、リビングで静かにテレビを見ている父と、寝室のベッドに入った母に、それぞれ「おやすみ」と顔を見せに行きます。そして、自分の布団に潜り込みます。ぬくもりが足の方からやってきて、すぐ眠りに落ちます。 冷え性の私のため、母は、私がお風呂に入っている間に湯たんぽを布団に入れておいてくれるのです。 「自分でやるから」と何度言っても「これだけはお母さんが」と母は通しました。 先日、その湯たんぽを持って帰ってきました。 ポリエチレンが材質の、ホームセンターなどで手に入る袋付きの湯たんぽです。 私は自宅でも湯たんぽを使っているのですが、久しぶりにそちらを使おうと思いました。 2年ぶりだったので、袋を洗おうと裏返しにした途端、手が止まりました。 袋の口の両端のほころびやすい所が補強されていました。 白い木綿糸、手縫いだとわかります。 母です。いつ縫ってくれたのでしょう。 実家で寝ていると足元で「でん」と鈍い音がして目が覚めるということが何回かありました。湯たんぽが布団からずり落ちたのですが、私はいつもクタクタでそれを戻す気力もありませんでした。でも次の朝、それはちゃんと私の足元にありました。 母はトイレのついでに、毎晩、私の様子を見に来てくれたのです。 当時の母からすれば、湯たんぽを持ち上げるのも、屈むのも、しゃがむのも容易ではなかったはずです。 布団にそっと差し込まれた湯たんぽのぬくもりと感触。 母の介護をして見送りました。 でも、私も母から大切にケアされていたんです。 今晩、温まりながら泣きそうです。

トピ内ID:626863ca2f1204e0

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金ぴかのトピ

🙂
ぱこちゃん
無償の愛というものを文字に表現すると、トピ文に記載された母上のお気遣いに関するエピソードなのだと思いました。「湯たんぽ」という真冬の風物も、トピに一層の温もりを添えてくれます。 床暖房、エアコン、ファンヒーター、デロンギの時代では、もはや脳裏に再現することすら難しい。 でも、ただ懐かしいね、昔の話だねと読み流すことは出来ませんでした。 子どもの寝相や、寝冷えを気遣い、そして実際に子どもの寝所に赴き、布団のゆがみや布団から逸脱した子どもの姿勢修復をさりげなく出来るような、そんな大人に、子が幾つになってもなりたいと私は思います。 年末休みの初めに、よいトピに出会えました。 ありがとうございます。

トピ内ID:d66773b65cda268d

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ぱこちゃん、レスをどうもありがとうございました。

041
エンジェル トピ主
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 年末、父が体調を崩したため、実家に泊まり込む日々、行ったり来たりが長く続きました。 今、私は自宅で休息しています。 昨日、湯たんぽをしまおうと思い、袋を洗濯しました。そこから、ああ、そういえば、湯たんぽのことを書いたんだと思い出して、数か月ぶりに小町を開いたのです。そうしたら、そのトピが掲載されていたこと、そしてレスも頂いていたことを知りました。パコちゃんのレス、とても心に響きました。暖かくて優しいエールのようなコメントに嬉しい気持ちでいっぱいです。 高齢の父は「試練の日々」と言っています。 老い、伴侶を亡くすこと、病との向き合い、孤独が私にも直に伝わって、よく泣きました。トイレでも泣きました。 でも父から学ぶことも多いです。「○○(母の名)がいなくても、どうにかこうにか前向きに生きていくしかない」という姿勢です。実際、回復してきたのです!先月、そのお祝いに父を地元の老舗のお寿司屋さんに招待しました。カウンターで、お寿司を握ってもらいました。ちょっとお酒も入って上機嫌でした。さらに元気になりました。帰りの車の中で、父が「あの店は、確か30年くらい前にお母さんと入ったことがあったなあ」と。空から母がうまく段取りしたのですね。 私が生まれたとき、父は北海道に出張中でした。その時、母に送られた「オンナノコデヨカッタネ」と言う電報は、今、私が持っています。父にガミガミ言うことだって、腹が立つことだってあります。でもかわいい天使が装飾された、古びた電報を読み返すと、なんだかよくわかりませんが、やっぱり「お父さんお母さん、ありがとう。お父さんがんばれ」に落ち着きます。 お礼を書くつもりだったのですが、話がずれてしまいました。どうにか伝わりますように。 ありがとうございました。

トピ内ID:97034ca38a4842e4

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素敵なトピに出会えて良かった

🙂
みち
お母さまの優しさ、お父さまのいじらしい姿、トピさまの想い…。何もかもが健気で美しくて、温かい。 私は母(要介護5)の健康問題で、現在介護したりドクターとやりとりしたり、キーパーソンとして孤独で辛いこともあります。 エンジェルさんが書いてくれた愛情いっぱいのお母さまの姿に、私も母に愛をもらってきたなと。頑張ろうという気持ちにさせてもらいました。 素敵なご家族の情景に、感動しました。ありがとうございました。

トピ内ID:3906ece763966a21

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温かいトピに号泣してます、今。。。

😭
ぽこ
お父様はお元気にお過ごしでしょうか。 もう見てくれていないかも知れませんが、たまたまこちらのトピが目に止まり今、号泣しています。 書かずにはいられません。 やっぱり、親は尊いですね。 無償の愛のかたまりですね。 昨年、相次いで両親を亡くしました。 実家に泊まりに行くと、ポカポカに布団を干し待っていてくれた事や、または湯たんぽの準備もしてくれていた事を思い出しました。 寒がりな私のために電気毛布の準備もありました。 湯たんぽの袋は母の手作りでした。 袋のみ貰っていたのを今思い出しました。 探して使いたいと思います。 よく母が生前言ってました。 親のありがたみは居なくなってから分かると。 日々ふとした瞬間に色々と思い出しては、まだまだ泣いたり泣いたり、そしてちょっとの思い出し笑いの日々です。 このトピに出会えて、改めて大好きな両親の事を思い出せて幸せです。 ありがとうございました。

トピ内ID:2d7da6aaf422d301

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豆炭あんかを思い出します

🙂
豆炭
エンジェル様、素敵なトピをありがとうございます。 小町大賞の投票ページからこちらに出会えました。 素敵なトピを埋もれさせず候補に入れて下さった小町編集部の方々ありがとうございます。 私も高齢の母を思い、涙せずにはいられません。 私は北国の育ちなのでその頃は石炭ストーブに豆炭を焚べた豆炭のあんかを毎晩母が用意してくれたこと、建て付けの悪い家の中でも息が白くなる様な冬の夜の冷え切った布団が天国の様に暖かかったこと、久しぶりに思い出しました。 豆炭あんかの暖かさが朝まで長持ちする様にと、手作りのカバーにも工夫がいっぱいでした。 還暦を迎える娘に、母の懐かしく暖かい思いを甦らせ下さってありがとうございます。

トピ内ID:1db0a854511c65d2

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どうか掲載されますように。間に合いますように!

041
エンジェル トピ主
今、私はこれを実家で書いています。 朝食が済み、父はソファでうたた寝をしています。あまり時間が取れないので焦って書いています。 昨晩、冷たい布団に潜り込んで、もうちょっとで眠りに入るというときに、急に小町のことが頭に浮かんだのです。起き上がって携帯を開き検索しました。 今でも暖かいレスを送ってくださる方がいると知り、胸が熱くなりました。どうもありがとうございました。涙が出ました。 母が亡くなって3年経ちます。この夏、父はコロナに罹りました。それ以来、私は遠距離介護の日々を送っています。世間から取り残されたような空間で、父と過ごしています。 私は家事も料理も得意です。父のことも好きです。だから世話も苦になりません。 でも心は悲しみで一杯です。もうこぼれそうです。精神が軟弱なのにバカみたいに明るく振舞っています。 父が私に「家(自宅)にいるとき、朝起きてから寝るまでどんなふうに一日を組み立てているのか?」と聞くのです。 「この歳になると、希望を持って日々明るく過ごすのは難しいなあ、ぜひ参考にさせてもらいたい」と言いました。 父は90半ばです。いつでも前向きです。 昨日、父とほんの少し散歩しました。父の押すステッキカーの車輪に朱色のカエデが絡まっていました。きれいでした。飛んで行ってしまって、泣きたくなりました。 母は私に「お父さんのこと・・・」と言って息を引き取りました。 「たのむね」だと思います。喜んで任されます。 お母様を介護なさっているみちさん、 “孤独“の感覚、私はそれがよくわかります。エール送ります。 去年ご両親を送られたぽこさん、北国育ちの豆炭さん、 素敵な思い出を分けて下さってありがとうございます。 皆さんのこと抱きしめたいです。

トピ内ID:f26c4badd088a790

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