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物語の中で出会った「師」

レス5
(トピ主 2
🙂
馳夫
話題
これまで、色々な本や映画の中で、私にとって「師」とも言える登場人物に出会いました。 ファンタジー『ナルニア国物語』の中の『銀のいす』に出てくる泥足にがえもん。 「あたしはせいぜい一番悪いことを知って、それを我慢しようって男でさ」 「太陽も緑の木々も、アスランその方でさえ嘘っこであるかもしれませんさ。でも、それでもあたしはその嘘っこの方がここにある真実よりも大事なものだと思いますのさ」 瀬田貞二さんの訳す日本語は、古風ですが品があってとても好きです。 (記憶に頼っていますので、正確ではありません。以下の引用も同様です) ペシミスティックなにがえもん。でも、誰よりも強く、希望を捨てない人です。 そして、やはりファンタジー『ホビットの冒険』『指輪物語』の魔法使いガンダルフ。 『指輪物語』で、主人公が、敵方と通じた人物を「殺しておいてくれればよかったのに」と言う場面で 「生きている者の中には死んだっていいやつがいる。死んだ者の中には生きていてほしかった者がいる。もしあんたが死者に生命を与えられないのなら、どんなやつにせよその死を願うものではない」 また、映画『ホビット』で、主人公が剣を与えられたとき「私には人を殺す勇気はないと思います」と言ったのに対し 「人を殺すには勇気はいらぬ。命を助けるときに勇気が必要なのだ」 このことばは、小説にはなかったと思います。映画オリジナルでしょうか。 ホビットの家で、大いに飲みかつ食べるガンダルフ。とてもいいです。 また、上橋菜穂子さんの『獣の奏者』の終わり近く、主人公が息子に言うことば。 「かあさんね、そういう人になりたいの。松明の灯を手渡していける人に」 光をつないで周りを明るく、あきらかにしていける人になりたい、ということばでした。 物語の中で「師」に出会ったことのある方はいらっしゃいますか? 教えていただければ嬉しいです。

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レ・ミゼラブル

🙂
ミツコ
60代主婦です。 もう50年以上前、当時「小学〇年生」と言う雑誌がありました。 何年の時だったか覚えていませんが、世界の名作シリーズがあった気がします。 そこで読んだのが「ああ、無情」でした。たぶん小学校中学年くらいだったと思います。 ジャン・バルジャンが銀食器を盗んでつかまり警察に連れて来られた時に ミリエル神父は、「それは私があげたものだ」と言い、さらに「これを忘れていった」と言って銀の燭台も持たせる、と言うシーンがありました。 これを機にジャン・バルジャンは心を入れ替えていくのですが 自分の物を盗んだ相手を責めるどころか、銀の燭台をも与えたミリエル神父の崇高な姿に本当に子ども心に圧倒されました。 半世紀以上生きてきて、今もミリエル神父が一番好きな人です。 その一方で、私はこの物語のジャヴェール警部の最期にも強烈なインパクトを覚えています。 たぶん、私はジャヴェールと似たタイプなんだと思います。 なので、彼の生きざまと言うか死にざまが痛いほどわかって辛くなります。 これほど登場人物に思い入れのある本はありません。 一方で、トピ主さんがあげてくれた「ナルニア国ものがたり」は、英語版を合わせて5セットも持っているくらい好きなお話です。 中学生の時に出会って、おそらく私の人生の中で最も読み返したお話です。 ナルニアに憧れて初めての海外旅行もイギリスでしたし、過去に4回ほど行くくらいイギリスが好きになりました。 私の人生の中で好きな本 Best of bestを問われたら間違いなく「ナルニア国ものがたり」と答えます。 7巻全てを通してのベストですが、実は一番好きなのは「朝びらき丸 東の海へ」でその次が「銀のいす」です。

トピ内ID:eb72ca3f0006c911

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アバン先生

🙂
よん
50代以上の方だと通じないかもしれないですが、アバン先生ですね。 原作の三条先生もアバン先生生みの親として尊敬してます。 40以下の人ならわかる人多い…と思いたい! 最近リバイバルアニメ化もされたし、若い頃の話も連載されてるし。

トピ内ID:600bda42c664a3a1

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トピ主です。ありがとうございます

🙂
馳夫 トピ主
>ミツコさん 同年代ですね。私も60代女性、今年退職して今は無職です。 『ああ無情』ですか。私も小学生の時世界名作全集の一冊で読みました。私は気持が幼かったんでしょうね、ミリエル神父より、コゼットがジャンにもらった大きな人形がどんなのだったんだろう、と気になってたまりませんでした…… レスを拝読して、きちんと読み返したくなりました。 そして、ナルニアお好きとのこと嬉しいです。『朝びらき丸東の海へ』私も好きです。『カスピアン王子の角笛』以来リーピチープのファンでした。 『最後の戦い』の中で、アスランが「良いことを願う人はみなわたしに祈っているのだ」と言う場面がありました。アスランの「わたし」は、「宇宙の大きな真理」というものではないかと思っています。宗教に関係なく、良いものはよく、それを願う人たちはみな一つの真理に向かっている、と言いますか……。 アスランの言葉をきちんと考えられるようになったのは大人になってからですが、このように考えれば宗教戦争など起こらないはずだ、と思いました。ウクライナもガザも、子どもたちが犠牲になることもないはずだと思いました。 >よんさん(4、3?) アバン先生、調べましたよ〜。 wiki風プロフィール読んで、ユーモアや笑顔を忘れない、穏やかな人なんだな、と思いました。私は何をするときにも、ものを楽しむゆとりがあるといい、と思っています。本当の強さは優しさから生まれる、と私は思っているので、真に「強い」人なのだろうと拝察します。 この漫画そのものを読んだことなくて、すみません。私も漫画は大好きなんですが、やはり偏りがちです。手塚治虫、藤子不二雄などはもちろん、好きで繰り返し読むのは青池保子、佐々木倫子、諸星大二郎など。『のだめカンタービレ』もほぼ一気読みしました。やはり、シリアスな中にも面白さがあるものが好きです。

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同世代ですね

🙂
野鳥の来る庭に
「ジャン・クリストフ」は覚えておられますか。 私は堕落してアルコール依存症になって悩んでいたクリストフにかけたゴットフリートの言葉が忘れられません。 朝びらき丸では、リーピチープが出てくるところはいつも好きでした。 長じて補陀落渡海を知りましたが、箱を打ちつけてもらって航海するのはリーピチープの漕ぎ去る輝かしい場面とちょっと違いました。 深い信仰から行ったこととしては同じなんだけれども。 本としては、馬と少年が好きでした。今読んだらどれが好きかな。 CSルイスは神学者としての書物や愛妻に先立たれた悲しみを綴ったエッセーなどたくさん残していて、夫はそちらが好きです。私も若い頃読んでみましたが、ナルニアの物語のような楽しい物語ではないし、キリスト教の考えもよくわからず、投げ出してしまいました。

トピ内ID:2b19e5b0cfc9288c

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トピ主です。ありがとうございます2

🙂
馳夫 トピ主
>野鳥の来る庭に さん 『ジャン・クリストフ』タイトルは知っていますが、読んだことがありませんでした。レスをきっかけに、青空文庫でさわりを読んでみました。ですので、浅い感想になって申し訳ありません。 ゴットフリートは、純粋な人なのだと思いました。イタリア映画『道』のジェルソミーナを連想してしまったのですが、違っているかな……。 先のレスにも書いたのですが、私は「やさしいことは強いこと」だと思っていますので(これも、宮城まり子さんの言葉から得た気づきです)ゴットフリートの強さを感じます。これまで書いてくださった人たち皆、ミリエル神父、アバン先生、いずれもやさしい人たちですね。力で相手を変えようとするような人は「師」にはふさわしくないということかもしれません。 そして、ナルニア人がここにもおひとり! リーピチープいいですよね。C.S.ルイスと『指輪物語』のトールキンとはオックスフォードの教授として同僚だったのですよね。お互い作品の合評などもしていたらしいです。ルイスには、SF風味のナルニア?みたいな、『マラカンドラ』『ペレランドラ』『サルカンドラ』もありますが、ちょっと読みにくくて、やはりキリスト教が下地にあるようで、読破していません。再挑戦してみようか、とも思いますが、ナルニアが全てでもいいかな、とも思います。 野鳥がお好きでしょうか。今年は妙な気候ですが、そろそろジョウビタキに会えるかな、と私も楽しみにしているところです。

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