三年前に母が亡くなり、車で三時間ほどの距離に高齢の父が一人暮らしをしています。
まあまあ健康で家事も一通りできますが、毎日電話をして他愛無い話をしたり、家の掃除や庭仕事、五百坪ほどの畑の農作業、貸家のメンテナンスなどに隔週で帰省しています。
家屋や農機具の修理など大きな出費は父に請求書を回していますが、食品や雑貨の買い物、交通費は私持ちです。
他にきょうだいは居ますが遠方なので、盆暮れ正月に帰省するのみ。もちろん電話なんてしません。
なんだか私一人が親孝行してるような気がして不満に感じたりもしていたのですが、お正月帰省していた時に地震が起きて震度4ほど揺れました。父が心配で仕事始め前日まで滞在しましたが、その時にふと、私一人が親孝行してる気がしたけど、私一人が娘としての時間を過ごさせてもらってる、と逆に父に感謝の気持ちが湧いてきました。
毎日の他愛無い電話だって、同じような話を楽しそうに聞いてくれて、子どもの時にずっと単身赴任していた父が毎日電話してくれた時を思い出しました。
母は生前、私の夫の実家の悪口(根拠はありすぎるほどあるのですが)や、子ども達が自分の望み通りの出来ではないことの批判ばかりで私から実家に距離を置きましたが、それらに父は一切触れず、一緒にいると心身ともにリラックスできます。
それに気がついてから、一日一日がとても大切に思えてきて、自分の家族にも優しくできるようになりました。
親孝行って実は難しいですね。
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