23年前に父を病気で亡くしました。肺がんでした。
入院から半年後も経って無いので、恐らくかなり遅かったと思います。
母は当時専業主婦だったので学校に行ってる間にお見舞いに行って、帰宅した私に「お父さんもう喋れなくなっちゃった」「お父さんもう起き上がれなくなっちゃった」って寂しそうに言われました。私はお父さんがそんなことになるはずが無いと、反抗はしませんでしたが聞き流していた記憶があります。
でも実際にお見舞いにいくと本当に起きれず言葉も話せない状態でした。優しい目線だけ私たちに家族を見てくれて、それだけが父が生きているからどうにかなると信じていました。
でもそうは続きませんでした。
2002年の年始明けの夜中に突然母に起こされてタクシーに飛び乗りました。
父が危篤状態でとても苦しそうな声をあげながら酸素マスクをつけて息をしていました。
私は何をみているのか理解できず、帰りたいと言ってそばにいてくれた叔母と帰りました。
その次の日も夜中に起こされて病院にかけつけました。もっと苦しそうになっていました。それでも最後までそばにいるべきという考えになれず私は帰りました。
翌日にはもう息を引き取っていました。その時も状況が理解できずただ布にかぶせられた父の顔をみることしかできませんでした。
お通夜になり、まだ一年経たない間に着た入学式のワンピースを着て参列しました。
そこには同級生や保育園でお世話になった先生方も来てくれました。
やっと状況が分かるようになり、途端に涙が止まらなくなりました。多分人生で一番涙を流しました。父は亡くなりました。
23年前の出来事であり、いつでも立ち直れずにいる訳ではないつもりですが、日常の何処かで父の面影を探してしまいます。
こうして思い出すと涙が今でも出ます。
心のどこかがまだ7歳の頃で止まっている気がします。それに気付いて悲しくなってしまいます。
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