私の小さい頃は貧乏暮らしで母も小さな雑貨店などの店番に忙しく、特別おいしい料理を作ってもらった記憶が余りありません。
しかし、季節の伝統をきっちり守る人なので、お正月のお汁粉や七草かゆ、節句の柏餅、秋の彼岸にはおはぎなど、材料は素朴なものですがその時期には作らないと気が済まないようでした。
今でも覚えているのは、「かみなり」と私たちが言っていた郷土料理です。南瓜に油を少々加えて煮込み、そこへ小麦粉を振り入れるというとても素朴な料理です。
そのほか、小豆をうす甘く煮てうどんをいれた小豆うどんも懐かしい味です。
明治生まれの母は、今のお母様方のようにしゃれた洋食など作ったことがありませんでした。
当時はそれが不満でしたが、今、考えてみればそれこそが健康食だったのです。
皆さんの懐かしい母の味はなんですか。
また、どんな料理を伝えて行きたいですか。
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