人から思えばくだらないような、でも私の心にはいつもひっかかる想い。そんな話です。
私は結婚願望も無く、30後半になり生涯独身の人生設計もしていたそんな頃でした。
いつも一緒に遊んでいる男友達を急に意識するようになり、相手も実は私の事をずっと
好きで、あっという間に付き合って結婚までとんとん拍子に進んだのですが、その頃
父が癌になりました。そして治療中に話してくれた事があったのです。
「自分はある寺に願掛けに行った、そこは人が一生に一回だけの願いをしに行く所だ。
父さんはおまえの結婚を祈願した」と。
父は真面目を絵に描いたような人間で、まっとうに生きた人生の中、気がかりなのは
私の結婚、病弱な孫の心配だったのです。実際孫の為に父は四国の八十八箇所参りを
しています。
私の結婚後1年後に父は亡くなりました。私はまるで父が願いを叶える為に命を
捧げてしまったかのようで悲しくて申し訳なくて…。
普通そんな事あるわけがない、気の持ちようだとしか思われませんよねこんな事。
でも私は父が祈願してすぐに急にまったく好みのタイプではなかった彼を意識した事
その人が偶然地元の人だった事(当時は東京に住んでいました)あっというまに
田舎に戻り、私が晩婚だった事もあってすぐに結婚になった事
あまりにもめまぐるしくてたまに結婚した事がきつねにつままれたような気さえして
これらがまるで神のいたずらのようにすら感じていたのでちょっと怖かったのです。
今は落ち着いて夫の事も年々好きになるばかりで本当にいい縁だと思っています。
でも今でもたまに私の幸せと引き換えに父が死んだという想いは私の心から消えません。
幸せでいる事が一番の供養だとわかっているのに…。まだ孫の傍にいたかったと言う父を
思い出してたまに本当につらくなって涙が出てしまう事もあるのです。
ついトピを立ててしまいました。
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