1960年代にリーダースダイジェスト文学全集に収録された小説の題名がわかりません。あずき色の小さめで厚い本でした。
この小説を図書館で見つけて読んだのが1980年ごろでした。ストーリーは以下の通りです。
1900年代初めのアメリカ、主人公の女性は母を幼い時に失い、父から「お金は非常に大事」といつも言い聞かせられて質素に暮らします。
本当は大金持ちの一人娘なのに。そして父を愛し敬い父の愛を切望しています。
そのうち父は娘を連れた女性と再婚します。彼女は母の姉妹でした。父は新しい妻と娘を愛します。娘は父に愛されたかったが、その希望はかなえられませんでした。
娘は大人となって結婚し、子供を産み育てます。しかし子供たちに自分が受けてきた教育をそのまましてしまいます。
夫は妻の従姉妹(父の2度目の妻の娘)を愛するようになります。しかし妻は夫を愛しつづけます。
夫は死の間際に「愛していたのはあなただけだ」と妻に言おうとしますが、言えないまま亡くなってしまいます。
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