私は今回の大震災の被災地に住んでいます。幸いなことに家は山手にあり家族に人的被害はありませんでした。しかし我が家で、家族の大切な足として活躍していた愛車が、妻の職場近くの契約駐車場内で、市街地中心部まで襲ってきた津波の泥水に浸かってしまい廃車となってしまいました。新車で購入し、わずか一年半後です。お気に入りだっただけに妻はとても落胆しています。
当たり前のことですが、犠牲者のこと、避難者のこと、家のこと、街のこと、原発のことは連日報道され、大きな問題となっています。でも私見として、被災した車に関心が薄かったように思うので一言言わせてください。
うちの車は自動車保険の車両損害特約に加入していました。今回の件はどうなのか調べるため、水浸しの車中からようやく車検証と保険の約款を取り出し、慎重にページをめくると、「地震が原因の被害は補償されない」という旨が記載されていました。加入の際説明されたか定かではありませんが、いまさら代理店さんを責めるつもりはありません。
災害発生からまもなくまず生命保険会社が、契約者への特例措置を決めました。続いて損保会社も建物に関して特例を決めました。
私が訴えたいのは、衣食住には含まれないであろう自家用車は、贅沢品としてくくられて杓子定規に特例も適用されず涙を呑んでいる現状です。
交通網の発達した都会ならいざ知らず、田舎では生活の足として不可欠な車が流され日々の買い物や通勤、通院に難儀しているんです。なのに車を失くしただけでは被災者として見てもらえないのでしょうか。
すべての車を補償しろとは言いません。せめて条件を付けてでも、救済策を損保会社に一考して欲しいものです。
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