こんにちは、ああー本が好き、です
トピ、開いて下さり、恐縮です
私は高校生で本の面白さを知り、勉強より、本、本、本の人生でした
その甲斐あり(?)今では何の得意分野もないごくごく普通の女です
そんな私でも人生の節々で出会った本によって、随分助けられたり、学んだり、時には涙したり
迷路にはまった自分を救ってくれたりで・・・
今までの数々の本たちに感謝です
で、小町のみなさま、本好きの方が多く見かけられますが、
これまでに「心がふるえた」「人生の指針になった」「涙が止まらなかった」など、どうしても紹介してみたい本の一説を、上げてみませんか?
独りよがりだったらすみません
私の唯一、号泣してしゃくりあげてしまった一説です
この利己心にみちた世界にあって、ひとりの人間が友となすことのでき る、唯一利己心とは無縁の存在、
けっして彼を見棄てることのない、忘恩も裏切りも知らぬ真実の友、
それは犬である。
犬は富めるときも貧しきときも、健やかなときも病めるときも、彼の主人 につきしたがう。
ただ主人の傍にいられるならば、冬の風が吹きつけ、吹雪の荒れ狂う冷た い地面の上にも、安んじて眠るだろう。
あたえるべき食物を持たぬ、その手にも口づけるだろう。
この残酷な世界との対峙のなかで生じた、主人の傷口をなめようとするだ ろう。
まるで王子につかえるかのごとく、彼は貧しき主人の眠りを守る。
ほかの友がみな去ったあとも、彼はとどまる。富が消えうせ、名声が地に 落ちようとも、
さながら天空を旅する太陽のように、変わらぬ愛をたもちつづけるのだ。
(ジョージ・ヴェスト上院議員、1870年)
「ウオッチャーズ」D.Rクーンツ著
人生に挫折した主人公と、複雑にからむ背景の中に存在したある犬の小説です
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