これを、機会と捉えてよいものか。ご意見をください。
(以下、拙文&冗長。しかも地味です)
むかしから、遠くにあるものが見えません。
あたりはいつも、うすぼんやりと霞んでいました。
霞のなか社会と関わり、仕事が恋人、などと見栄を張り続け、
この歳になって、私は独りです。
その日、
新聞の文字が、陽炎のように定まりません。
目の疲れ? あれこれ思案するうち、
これはもしやと思いあたり、
恐る恐る、新聞を顔から離し、遠目に眺めてみると。
ああ、やっぱり。文字がしっかりと、現れました。
老眼です。
男性とキスすらしたことのないこの私を、訪ねてやって来たのは
白馬に跨る王子様ではなく、老い、でした。
とぼとぼと、
私は近所の眼鏡屋に出かけます。老いた眼をどうするのか。相談に。
そのときに「あなたはかなりの近視でもあります」と知らされました。
勧められるままに眼鏡を造り、鼻にのせれば、たしかに街はよく見えます。
目に映るものが、くっきりと鮮明に。輪郭も細部も、街の色までも。
そこはまさしく、まる見えの世界。
その世界に佇む私は、どんな姿を晒していたか。
後ろで束ねただけの無造作な黒髪、化粧気もなく、尻は弛み…
噂に聞く、これが眼鏡というものだったのです。
学生の頃に、恋人は無く。
親元を離れて、恋人は無く。
仕事に明け暮れ、恋人は無く。
ところが眼鏡を掛けてからというもの、街で職場で、まる見えの私は、
恥じらうことを知り、少し頼りない女に。
心のどこかが、伴侶を! と喧しく求めるのです。
道連れが欲しい、とはいえ、いまさら道化は恐い。
そのときあなたは、なにを決し、どのように行動を?
収穫のお話を、収穫のご意見を、お願いします。
ちなみに、狙った獲物(ビジネス上の獲物ですが)は、仕掛けて待って搦め捕ります。
蜘蛛女、職場ではそう恐れられています。
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