私は小さい頃から生き物が好きで、生物の研究者になるのが夢でした。
日本で高校を卒業し、アメリカで学士をとり、幸いにもいくつかの大学院から入学許可をもらいました。私が入った研究室のボスは 有名ですが学会などで世界を飛び回り、研究室にいる時間は少なく大学院生の指導には無関心で放置状態でした。研究室のメンバーも学生は私だけで、残りは博士をとった研究者でした。ボスは非常に短気なので、数少ないミーティングでは 怒鳴られたりバカにされたりで 萎縮してしまいました。だんだん研究が苦痛になっていきました。
そして学生として4年目に入ろうという時にコンプリヘンシブテストに落ちて博士をあきらめなきくてはいけない状況になりました。私の能力、努力の不足はあるでしょう。そして何より私の研究に対する薄れていた熱意を見透かされたようでもありました。自分の夢が途切れた時でした。辛かったです。しかし時間がたつに連れ、 研究者になることが全てではないと思い直しました。 そして 夢より日々の小さな幸せを見つけることにしました。
しかし、 以前の研究室のメンバーで今は自分の研究室を持っている人から うちの研究室に博士課程の生徒として来ないかというお誘いを受けましたで。彼は忙しい研究の中、放置されていた私を気遣ってアドバイスをよくしてくれた人でした。とても頭が切れて、尊敬できる人でした。
嬉しいお誘いでしたが、 もう一度目指すということは、博士を取るまでまた4年ぐらいかかるでしょう。取れるかどうかもわかりません。 今日本に戻れば就職できるかもしれませんが、遅れて博士号をとったところで就職は難しいです。でも後悔はしたくない。 もう自分に夢に対する未練はないと自分に言い聞かせて 諦めたのに、チャンスがあると知って嬉しかった自分の諦めの悪さが腹立たしく思います。皆さんならどうしますか?
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