亡き父のこと、思い出の場面のうちから。
認知症に苦しめられた父の辛く長い老後。頑固者が、本当に穏やかになっていったこと。
最後の半年は、骨折から病院で寝たきりに、父にとってこの期間はなければ良かった。残酷すぎた月日。
馬鹿な私は、退院できると始めは車椅子の姿を疑わなかった。スーパーマンじゃないのに。
認知症のレベルの変化に遅れないうちに、旅行の思い出も少し作れた。社交的で温泉好き、笑顔をよく見せてくれた。
夏でも寝たきりの母が寒いかと心配、二階から掛布団を下ろしてかけたこと。私と出かけると母になにかと帰りには、おみやげを買った。
(母が元気な頃に、こういう心遣いがあったら。。ああ、夫婦、人生)
実家へ着いて、ああ重かったと買い物を下ろすと「そんなに重いものを持つと腰を痛めるぞ」と、こちらを向いて、椅子に座っている姿。
徒歩、電車と二人でよく外出、都心に出た時は、手をつないで、その体温が嬉しかったこと。(スキンシップの思い出がない、兄姉と多人数家庭で父とは距離があった)。
血流が大事とマッサージに付きそうと、知らない人と笑顔で自然に会話を楽しんでいたこと。外出が嬉しそう。
父を車椅子で散歩中、登り坂を押していた時、私の息遣いを聞き、振り返り腰を浮かせようとし、「変わろうか?」って聞いたこと。映像が今も目に浮かぶ。
レベルが下がっていくと、徘徊が続き、見つかるまで事故に合わないかと心配したが、どんなに長距離の場合でも、怪我はなかった。限定期間の施設内で骨折。
本当にたった1人で徘徊している姿を思うと、胸が苦しくなる、病気が憎い。
春なのに春だから、桜だから、両親のことを思い出す日々、夜中から明け方が眠れない。
この場で、他の方々の、ご両親との思い出話を聞かせて貰いたいのです。
よろしければ、よく思い出される場面、お話を、ここでシェアしてください。
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