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「風立ちぬ」見ましたか?

レス60
(トピ主 11
🐤
モーニンググローリー
話題
「風立ちぬ」を見てきました。 心のザワつきが収まりません。 地震の表現、音、サナトリウム、飛行機の音、いろんなものが心の中でざわついています。 美しい景色の描写に圧倒されながら、それ以上に辛いものが残って心がざわついています。 ただただ一人の飛行技師の話、と思えばいいのでしょうけれど、それが出来ずなんだか困っています。 私40代。 みなさまの感想をお聞かせください。 心の落としどころを見つけたいです。 よろしくお願いいたします。

トピ内ID:1257110078

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レス数60

このトピックはレスの投稿受け付けを終了しました

このテーマで何故 宮崎駿?

🐶
おじさんですが
と、言うのが第一印象でした。高畑勲とかの方が良くない?と。 まあ、良く考えてみると、飛行機の技師がその夢を実現していく、と言う意味で、宮崎駿なのかな、と理解しましたが。 ちょっと中途半端なため、トピ主様はその様に感じられたのかもしれませんね。 中途半端と言った意味は、地震やサナトリウムの表現は強烈なのに、戦争に対する描写がやや軽いこと。 美しい飛行機を、との夢を実現しようとすると、結局「戦争の道具」にしかならない、矛盾。愛するがゆえに命を縮めて傍にいるか、サナトリウムに去るか、と言った矛盾が描きたかったんだろうと思いますが、戦争の扱いは、敢えて避けたのかもしれませんが、ここはいろいろと意見が分かれるところかも。 基本的に「この時代のことを考えてみてください」と言う問いかけの映画だと思うので、そういう意味で、主さまの感想は作者の意図に沿っているのかもしれませんね。(宮崎、高畑両氏の敬称略)

トピ内ID:4368697374

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おっさんのおっさんによるおっさんの為の映画

041
パチンコ屋
夢を追いかけ、大成し、夢破れながら、唯一の女性から一途に愛され尽くされる… いやあ、おっさんの夢がいっぱい詰まった映画だなあと思いました。 おっさんドリーム。

トピ内ID:9239072477

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トピ主です1

🐤
モーニンググローリー トピ主
おじさんですがさん、どうもありがとうございます。 美しさの中に潜む残酷さ、というものが私には恐怖だったのかなと数日たった今は感じています。 私は戦争で日本がどうなったかという歴史を踏まえて、そこが見え隠れするためにこの作品がしんどかったのかもしれません。 表現していない向こう側の生々しさが恐ろしいといった感じでしょうか。 おじさんですがさんの「矛盾」という言葉はストンと落ちるものがありました。 その「矛盾」への苛立ちが私をざわつかせたと言えるなと。 いろんな方の感想も読ませていただきましたが、私のようなザワつきに共感してくださる方はいるかな?とこのトピを上げました。 真摯なレスを大変嬉しく読みました。ありがとうございます。

トピ内ID:1257110078

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トピ主です2

🐤
モーニンググローリー トピ主
パチンコ屋さん、ありがとうございます。 いやはや、おっさんドリームと言っていただけると、笑ってやり過ごせますね。 男性からはそういう意見もあるのですね。面白いです。 描かれていたのは近代日本でしたが、平成の世におっさんドリームはありますか? パチンコ屋さんに満ち溢れていますように。

トピ内ID:1257110078

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ストレートなメッセージだなと思いました

041
ゆき
今月一日の映画の日に、母と観に行きました。私は宮崎監督の作品は、一本しか観てないので、他の作品との比較はできませんが、人生イコール愛とか夢という、割とシンプルでストレートなメッセージを感じました。 一緒に行った80代の母も楽しんだ様子。上品な映画ですね。そういえば、「風立ちぬ。われ生きめやも」(でしたっけ?)という言葉、フランスの知性、ポール・ウ”ァレリーの言葉だったんですねぇ。。

トピ内ID:4171654036

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辛い時代でしたね。

🙂
テレビ
関東大震災や戦争と日本には大変な時期があったのですね。 その中で夢を追い掛ける事を忘れず愛情一杯で周りの人を親切にし、また恩を受けた人もその恩を忘れる事はない。 生きるのが厳しい時代の中で本当に愛に溢れた日本魂を感じた映画でした。 40代の私も少し見習いたいと思いました。

トピ内ID:7168817761

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見ました

041
gimmy
ただただ「生きている。だから生きよう」というメッセージだと私は受け止めました。 生きているから、夢を見よう。 生きているから、夢を叶えよう。 生きているから、人を愛そう。 大いなる力に負けることもあるだろう。 生きるほどに辛く、挫折することもあるだろう。 それでも。 生きているから、前を向こう。 生きているから、立ち上がろう。 生きているから、生きていこう。 辛い部分はフレームの外、美しく、人らしく生きる部分を切り取ったファンタジーなのだと思いました。 どれほど辛い時代でも「人は強く美しく前向きに生きられる」というファンタジー。 エンターテイメントの多くは何かに立ち向かう姿に観客が共感するスタイルだと思います。 敵と戦うなら、敵を倒すため努力したり力を合わせる姿に共感します。 自分と戦うなら、葛藤や挫折、努力に共感します。 恋をするなら、互いの気持ちを近づけていく過程に共感します。 そういった経緯をすっとばしていて共感がなく、綺麗ごとの結果だけを強制されるところに違和感 もしくは期待感が満たされなかった感じがあるのかもしれませんね。

トピ内ID:6951292976

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描写を楽しむ

041
私には主さんとは逆に美しい景色、音、サナトリウム、詩、以外に何も残らない映画でした。 戦争中にカーキ色の国民服さえ着ないで白い糊のきいたワイシャツを着た人の悩みに共感できなかったのです。 まず製作者が自分が作りたかった場面が先にあって、それに合わせたストーリーを見せられているような気がしました。 イタリアの飛行機にすし詰めで乗っている華やかなドレスの女性たち、一番最初の夢のシーンの飛行機がまるでナウシカに出て来そうな現実にあり得ない機体であること、鯖の味噌煮なのに千と千尋に出て来そうな架空の食べ物のように見える不思議な描写、猫の恩返しに出て来そうなあの時代の日本では非現実的な髪を垂らした菜穂子の花嫁姿と仲人の文言・・・。 一つ一つはとても楽しめました。 でもいくら素晴らしくても、結局は戦争の道具を作った人が命を大切にと言っても何か白々しかった。(それは現実の堀越二郎氏ではなく、この映画で描かれた堀越氏ですが) 私にはそういう映画でした。 ちなみに「火垂るの墓」の兄妹が少し早く生まれて成人で戦争を迎えたら、今回の主人公兄妹になった気がします。

トピ内ID:4962360757

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2回見ました

041
ghe4649
1回目に見終わってから買ったパンフレットの最初に宮崎監督の企画書がありました。それを読むと、この映画は監督の意図したとおりにできていると2回目に見てわかりました。それは見事なものです。 それをどう受け止めるかということになると、さあどうなのだろうと思うのです。

トピ内ID:0287290736

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観ました。

🐤
なほこ
とても考えさせられる映画だったので、もう一度、観たいと思いました。 私は、人は、矛盾の上に成り立っていると理解しました。 もしくは、美醜は表裏一体であるというか、 辛く思い通りに行かない現実や生活の中で、自分の理想とする美しさを追い求めれば、 それが叶えば、深く傷つく事もあるけど、 そうする事がその人の幸せなのだと、 だけど、それは、他人からは理解され難い事だと この映画は言っていると思いました。

トピ内ID:4390966745

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中途半端でした

🐴
今年からシニア
昨日、妻と二人でシネコンへと出かけました。 「風立ちぬ」と「少年H」と両方観ました。(シニア料金で) 宮崎駿氏と妹尾河童氏とそれほどお年は違わないと思いますが 戦争観に対するこの差はいったい何だろうと思いました。 宮崎駿氏の作品を通じて、氏が空を飛ぶこと、空を飛ぶ機械に強い執着を持っていることは判ります。 今回の映画でゼロ戦という空を飛ぶ美しい機械が同時に破壊と殺戮のための機械であること、 それが作者の中で整理されていたのか疑問で 何か綺麗ごとで済ましてしまったという印象です。 パチンコ屋さんのレス 「風立ちぬ」はおっさんドリームという意見に同意します。

トピ内ID:7236758392

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理解したとは言えませんが

041
TAROU
 先日、見てきたばかりの壮年男性です。  見終わっての感想は、テーマは「矛盾」と「我が儘」だな、と思いました。判りにくいという映画評が多いのを知っていましたが、私の胸にはストンと落ちました。二郎も我が儘、菜穂子も我が儘。自分の人生とお互いの人生、また社会との折り合いにおける矛盾。そのようなものが描かれた作品と思いました。良くできていたと思います。  ちなみに宮崎氏の企画書は見てませんし、コピーの「生きねば」というのはぴんと来ません。  ただ、作品としては、高畑勲氏の火垂るの墓が名作過ぎて、これを超えるものではないとも思いました。「忘れ物を届けに来ました」は同時上映のトトロと共通の素晴らしいコピーと今も思っています。火垂るの墓は名作過ぎて、人には勧めますが自分では余り繰り返し見る気になれないという、矛盾した作品でもあります。  あと、蛇足ですが、作画がすごかったのと、庵野さんお声が青年期最初を除いては違和感なかったです。

トピ内ID:7106069614

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昨日観てまいりました

041
秋立ちぬ
トピ主さま、「心の落としどころ」は見つかりましたか? 私も40代です。 圧倒の映像美、そしてやっぱり涙・・です。 女性向けだと思ったのですが「おっさんドリーム」なのですね! 監督はこの映画でいくつものキーワードを与えてくれました。 謎かけのようなセリフもありました。 そこから先は「学べ、想像しろ、考えろ!」という怒りすら感じます。 日本の観客にも、世界にも挑む映画だと思いました。 みなまで言わぬ、行間を読ませる度合いがますます増えて来たのでは。 監督の「それでもちゃんと楽しませますよ」というプロ根性、 モノ作りに対する熱い愛情(恐ろしい執着心、二郎を通してそれを見せてくれた!)。 「今これを描いておかねば」という危機感。 「風立ちぬ」の主人公たちは「火垂るの墓」では描かれなかった身分の人たちです。 関東大震災、太平洋戦争の時代を1本の映画で描ききるのは無理でしょう。 こまかいことですが、 戦前、戦中の邦画でしか見られない、当時の日本人のしゃべり方、立ち居振る舞いを ジブリアニメで再現してくれたところがとても興味深かったです。 1回では味わいつくせない、また観たいです。

トピ内ID:2607339233

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トピ主です3

🐤
モーニンググローリー トピ主
長い間お返事もせず申し訳ありませんでした。 たくさんの感想を寄せて頂き感謝しております。ありがとうございます。 大変嬉しく読ませていただいております。 このトピを立ててから思うのは、題材があまりに身近に感じられることへの恐怖が私をざわつかせたと思えます。 東北での震災、隣国との不調和、憲法改正に向けた動き、市井の一主婦では立ち向かえない空恐ろしい感じがこの映画の中に感じられて恐ろしかったのだと思います。 人は強い風の中でも、生きていかなくてはいけない。 そういうメッセージはわかるのです。でも、今何故この作品なのか、この作品は本来の意図を持って世界に理解されるものなのか、そういう部分でも私には疑問なのです。 人は強い風を受け取らなくてはいけないのか、その風は吹かせる必要があるのか?時代の中で不本意に吹く風の中で、それでも生きるのだというのは難しく辛すぎるメッセージではないのか? 夢や愛を持つものにはそれができても、あの映画の中で翻弄されていたたくさんの市井の人はどうなのか? 表現が下手なので、私の思いが書ききれません。読み辛い文章でごめんなさい。 続きます。

トピ内ID:1257110078

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トピ主です4

🐤
モーニンググローリー トピ主
なんだかトピ主です3で小難しいことを書いてしまってちょっと後悔気味な私です。 頭がこんがらがると、「おっさんドリーム」を唱えております。

トピ内ID:1257110078

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トピ主です5

🐤
モーニンググローリー トピ主
もう少しお付き合いください。 ここからはお一人お一人にお返事させて下さい。まだ読んで下さっていることを祈って。 ゆきさま、80歳のお母さまも楽しまれたとのこと。素敵ですね。 宮崎監督の作品、大人でも楽しめますのでお時間があるときに見て下さい。 私は高校生の時にNHKで放送された「未来少年コナン」という作品が今でも一番大好きです。いい大人がいい大人がDVDを宝物にしております。 テレビさま、大変だった時期を乗り越えて今があることに気づかせてくれる作品はありがたいですね。 「愛に溢れた日本魂」いい言葉ですね。私もそういう人間でありたいです。 gimmyさま、残念な私はこの作品をファンタジーと思っていなかったのですが、「辛い部分はフレームの外」と表現されているところでハタと時間が止まりました。私は逆にフレームに入れ込みすぎて見えなくなっている部分があったなと。 ありきたりな起承転結を求めすぎちゃった感は否めません。

トピ内ID:1257110078

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トピ主です6

🐤
モーニンググローリー トピ主
紅さま、景色の美しさは本当に素晴らしかったですね。ひとコマ一コマを止めて見たい程でした。紅さんがおっしゃっている不思議な描写にも共感です。 「火垂るの墓」は野坂昭如さんの原作を読んでおりましたので、見ることが出来ていません。 ghe4649さま、興味深く拝見しました。企画書、とても読みたくなりました。パンフレット買ってみようかな。 NHKのプロフェッショナルの特別編?で宮崎駿さんのこの映画を作る過程を放送していたと聞きました。再放送で是非見たく思います。 ghe4649さんはどううけとめられましたか? なほこさま、二郎さんが零戦は人を殺す道具であることを分かりながらも「美しい」と表現する場面に、なほこさんが書かれたことが集約されていると私も思いました。矛盾の上に成り立っている。それを受け入れることが難しい私です。そうわかりながらも否定したい・・・。 今年からシニアさま、やっぱり「おっさんドリーム」ですか?うふふ。わたくしは菜穂子がサナトリウムを抜け出して駅で二郎と抱き合うシーンが猛烈に切なかったです。切ない美しさは辛いです。心の沈殿物に「おっさんドリーム」はいい薬でした。

トピ内ID:1257110078

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トピ主です7

🐤
モーニンググローリー トピ主
TAROさま、映画評でも判りにくいという評価があるのですね。宮崎監督もさぞ苦しんで作られた作品ではないかと思えます。「我が儘」と言うのはどういったところをそう感じられましたか?とても面白い表現だと思いました。男の方はやはり見方が女性と違って面白いですね。庵野さんの声、若くもなく、年寄りでもなく、誠実でもなく、飄々として面白い声の方を選んだなと私は驚きました。 「火垂るの墓」人には勧めるけれど自分ではあまり・・・。納得。 秋立ちぬさま、「心の落としどころ」難しいです。こんなに執着している自分にも驚きです。自分は臆病だなと感じます。「学べ、想像しろ、考えろ!」これの宮崎駿さんの答えが聞きたい私です。 世界にこの映画はどう受け入れられるでしょうか?秋立ちぬさまはどうお思いですか?

トピ内ID:1257110078

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切なかった

041
とうとうぐシニア
昨日見てきました。 賛否ありますから如何なものかと・・・。見終わった会場の雰囲気は一種独特でしたね。ああ面白かったでもなく、感動したでもなく、何だか重い。皆さんあまり話をすることもなく会場をあとにする 何だか切ないそんな作品でした。 「生きているうちはしっかり生きろ」と言われているようで、宮崎さんの遺言のように感じてしまいました。作者の意図は分りませんが、自分の感じ方で見ればいいのだと思います。分るより、感じる作品なのかと思いました。

トピ内ID:5652975974

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2日前に観てきました

041
風祭
実は見るつもりは全くなかったのですが 友人に誘われて、致し方なく行ってきました・・・ 関東大震災に始まり、物語は進んでいきますが ぜ~んぶ助走という気が、私はしました。 最後に、ゼロ戦に乗った若き兵士が映った時 突如涙が出ました。 特攻隊が、無数の血を散らしていくのが 本編だと感じました。 生き残った堀越二郎氏に、夢の中で 「生きよう」と呼びかける言葉は まさしく、二郎氏に対すると同時に 東日本大震災で今も苦しんでいる全ての人へ そして、これから襲ってくる風に翻弄されるかもしれない 現代人への呼びかけだと思いました。 これこそが、メッセージだと受け止めさせていただきました。

トピ内ID:6802742484

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レスします

041
マルクル
私は宮崎駿監督ファンで、彼の今までの作品は、ほとんど観ています。 しかも、ほとんどの作品を年に数回繰り返し観ているぐらいのファンです。 そんな私の感想は、 宮崎駿監督の頭の中のイメージを、 出てきた順番に全てつなげて、 映像化したような作品だなと思いました。 映画というよりイメージ映像という表現が近いと感じました。 飛行機を描くのが好きな宮崎監督と、 物語の主人公である飛行機を設計する青年。 宮崎監督は思う存分飛行機を描きたかったんだと、 一般受けとか一切考えずに、ただ純粋に、 飛行機を描きたかったんだと思いました。 ドイツに視察に行った際の飛行機のプロペラの美しさを観て、 その思いを強くしました。 絵は文句なく綺麗、音楽も美しい。 ストーリーは共感はできませんでしたし、 寝落ちしそうになりましたが、 終わってみれば、ものすごく心に残る印象深い作品でした。

トピ内ID:2322048453

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ザワつき

041
pino
気づかされたこと。 まず、映画館へ行く前に期待してしまっていたのです。 そのことに気づかされました。 何を期待していたか。 それは感動とか共感とかであったと思います。 感動と共感・・・それはありませんでした。それがまずショックなことです。 そして本でも映画でも、この作品のテーマは何か?を探しているのだということに気づかされました。 なせかというと、この映画はそのテーマ(自分なりの)がなかなかこれと決められないからです。だから自分の納得出来る答えが出るまで、この映画のことを考え続けてしまうのだと思うのです。 感じたこと。 夢があり才能、能力があり、そのことに没頭する主人公は自己中心になるのは当然であり、周りの人々はいろいろな犠牲を払って支えている。「残酷」なものだということ。 テーマは「矛盾」と「我が儘」とレスした方がいらっしゃいましたが、なるほどと思いました。

トピ内ID:8592969779

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人それぞれの受け止め方があっていい

041
じゅうちゃん
NHKで予習していたおかげで深く理解できました。 これを見てから観るのとそうでないのとでは、かなり理解度、見方が変わるのではないかと思いました。 宮崎氏の哲学は一貫しています。 ナウシカの「我々は血を吐きながら、繰り返し繰り返し、その朝を越えて飛ぶ鳥だ」の言葉と根底は同じです。 戦争の一部分を主題とした難しいテーマの中、監督が製作過程で悩み苦しみ抜いた末に辿り着いた結論は、彼の人生哲学でした。 ありきではなく限界までそぎ落としていった結果に残ったもの。 つまり嘘偽りがないもの。 二郎と菜穂子の決意、生き様。 それは潔く高貴、そして非常な覚悟でした。 だからこそ淡々と日常を送っていたのです。 死は必然。それまで精一杯生きよう、と。 廣野氏と瀧本さんがそれを見事に演じきったのは凄い。 二郎が電車で涙をこぼしながらそれでも構造計算をしているあの光景は監督しか描けないと思いました。 あれが二郎の偽らざる気持ち。 菜穂子の横で二郎が煙草を吸いたいと言ったとき、彼女はそれでも手を離さなかった。それが彼の日常だったから。それを一瞬たりとも逃したくなかったから。 あれが彼女の偽らざる気持ち。

トピ内ID:5709458228

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私なりの解釈

041
米粒
私なりの感じ方なので、監督の意思と違うかもと思います。監督は、ただただ飛行機を愛した設計士の堀越氏と、監督の零戦と搭乗員への追悼の念を描きたかったのだと思いました。ラストの零戦の場面を見て、戦死者への追悼だと思いました。 飛行機が好きで、美しい飛行機を作るのが夢で、その夢を支えてくれる女性が現れた。 念願の美しい飛行機が出来たが、一機も帰って来なかったし、心の支えだった女性も逝ってしまった。 主人公が零戦が「一機も帰って来なかった」と言うのと、菜穂子を失った喪失感と重なって感じました。 それでも菜穂子は「生きて」と言う。監督は、辛い空しい現実でも命有る限り生きなければいけない、ということを言いたいのかな、と。 また、戦争や病気でなくても、人はいつか分からないけど確実に死ぬ。だから日々を大事に生きなきゃいけない、とも思いました。 菜穂子の花嫁姿の髪型は、当時としてはありえないですよね。浮世離れした妖精のような儚さで、監督は菜穂子の死の予感を表したかったのかと思います。 それと、もし菜穂子が健康だったら、菜穂子の父親は二郎との交際も結婚も反対したかもと思います。

トピ内ID:9210832199

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トピ主です8

🐤
モーニンググローリー トピ主
引き続きありがとうございます。 昨夜宮崎駿監督が引退との一報を受けて、秋立ちぬさまが「今書いておかなければ」と書かれていたことと、とうとうシニアさまが「遺言」と書かれていたことを思い出しました。 改めてなるほどと思い、洞察力に驚きました。 引退は日本のみならず、世界の宮崎駿ファンにショックな一報だったと思います。

トピ内ID:1257110078

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感想を書いたら原稿用紙3枚分くらいになってしまったので・・

🐤
さつき
皆さんの書かれたレスに共感できる部分も大いにあるのですが、私は、既婚の病気持ち専業主婦30歳の立場として書かせていただきます。 恋愛部分だけ抜粋して感想を述べてしまうと、陳腐になってしまうのは承知のうえですが・・。 私は今、愛する人と一緒になって数年。子供もできず(流産を繰り返し、結果子孫を残せない身体である可能性が高いことがわかりました)、病気になり大好きだった仕事もやめました。自分の夢も大切なものもなくし、自分の生きる意味や、無価値な自分に失望していました。そんな状況で観たこの作品、2人のまっすぐな美しい生き方に、涙が止まりませんでした。・・・私は生かされているじゃないか、生きなきゃ、と。そう思わせてくれただけでも、この作品には心からありがとうと思えました。 ちなみに、巷で問題になっている「結核の病人の隣でタバコを吸う主人公」の描写も・・私の中では、一分一秒を大切に生きている2人、互いを理解し合う2人にとってはごく自然の行動のように思え、すっと入ってきました。 それにしても、「おっさんドリーム」て、なんと端的でまっすぐな表現(笑)

トピ内ID:6504746137

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夫は泣いてました~

専業主婦ノミクス
夫婦で見に行きました。 私は基本的に好きな映画ですが、男目線だなぁーと思いました。 出てくる女性出てくる女性みんな完璧じゃないですか? お母さんは良妻賢母っぽいし、妹は女性医師、上司の家に居候になりますが、そこのおかみさんも「なんでも心得ております」みたいな大女将みたいな女性。 菜穂子さんは小悪魔チックで美人で金持ちで病弱で・・・・ 途中、私はちょっぴり意地悪目線になってしまいました。 が!夫は泣いてました。「せつない!」と。 私がトピ主様と同じようにザワっとした気持ちになったのは、地震を表現したシーンです。 あと、ラストの「一機も帰ってこなかった、最後はもうぐちゃぐちゃだった」みたいなことを言ったら「国を壊したんだから、当たり前だ」みたいな会話のシーン。色々考えさせられました。 全体的に美意識って時に辛いというか罪だなぁと感じました。

トピ内ID:4441146065

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”飛ぶこと”にこだわった監督の集大成では?

😉
もみじ
ナウシカのメ―ヴェに始まり、ゼロ戦で終わったかという印象ですね。 そして、飛行物体がだんだん現実なものになっているのに反比例するかのように、主張はボヤけていっているような…。 ただ、いかにもな戦争ものより、戦争中にも関わらず浮世離れしたアーティスト系の人の話って嫌いじゃないです。 「おっさんドリーム」という見方にも納得。宮崎アニメに出てくる「おきゃんだけど、決して男性の理想からはみ出さない女性」ってところが。

トピ内ID:5763587625

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絶望の果てに

🐶
トビー
私は難しいことはよくわかりませんが… 洋画の「マルホランド・ドライブ」を思い出しました。説明臭いセリフが全くないため、見る側の理解力が問われると思います。 私はこの映画を見た後、真っ暗な絶望のイメージが湧きました。飛行機の明るい華やかな場面も、菜穂子の傘を持って丘に立つ儚げなシーンもこの絶望感や無力感をより強いものにする伏線だと思います。 この絶望感、無力感を受けての「生きねば」だと思いました。 生きねばと息巻いても、なかなか無力感から抜け出せないような、悲しい映画でした。

トピ内ID:9848265716

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結果を知っているからモヤモヤする。

ひとこと
ヒコーキが好きで昔の戦闘機の資料や物語を収集したり読んだりしています。 アメリカに飛行可能なゼロ戦の実機やそのライバル機が飛行するイベントを観にいったこともあります。 戦争の道具という側面は頭の片隅には置いてありますが、それよりも機能美やその時代の渾身のエンジニアリングの素晴らしさに感嘆しがちな人です。 映画を観ました。 「空を飛ぶ」資格のない少年がそれに替えて「設計者」となって一所懸命に打ち込んだということと、人間として一所懸命に恋愛をしたということだと思います(浅い解釈?)。 設計メンバーに「機関銃を載せなければ・・・」という台詞で重量要求は満たせるんだが・・・という説明の場面がありました。 本意か? 海軍の要求で航空機を設計しているのだから本意ではないでしょう。 戦争の道具を設計しているという事実は脇に置けないのが事実。 特攻など悲劇を生んだから否定される(ゼロ戦)。 英国をドイツから守ったから賞賛される(スピットファイア)。 結果がわからない設計段階の取り組みへの評価は困難だと思う。 さて、この映画が結果がでていない昭和16年に公開されていたらどう感じたでしょう?

トピ内ID:3137325463

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