あいつらはマウンドの上から俺の顔を見てリラックスするらしい、
相手ピッチャーは常に100%以上のチカラを出してくる、
俺は童顔だから不利なのだ!
悔しそうに唸り声をあげる高校球児。というか可愛い甥っ子。
うんうん、と適当に相槌を返す私。
「いっそ髭でも伸ばせばもっと打てるって思わない」と甥っ子。
「じゃ伸ばせば?」文庫本の頁を捲りながら私は無責任なことを言ってみる。
「ダメ。剃られちゃう。監督に」
「髭ってどこ伸ばすつもりよ」
「顎」
「顎だけ?」
「そう。顎だけ。それがシブい」
私は膝の上に読みかけの本を置き甥っ子の顔をしばし観察。
「それって頭の毛よりも長く伸ばす?」
「むろんそうなるな。頭は短いもんな」
うーーん。頭の毛より濃く伸びた顎髭…。
想像してみる。丸顔の甥っ子。
上も下もない。どっちが頭でどっちが顎か。
いかん。大爆笑。
「やっぱりやめときな。ボールぶつけられるよ、ピッチャーに」
青春って、愛おしい!!! と思いました。
全力で行け! と。
身近な青春を見つめるトピです。みなさんもぜひどうぞ!
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