私ね。
父と、ちょっとした考え方の違いで仲違いしたまま、
長い間、必要以外はろくに口もきかない暮らしをして来たの。
自分の考え方は間違っていなかったと思うけど、
今になると、父の戸惑いや寂しさみたいなものは理解出来る。
不愉快なことはいっぱいあったから、父がもしも倒れることが
あっても、私は絶対面倒なんか見ないと心に決めていたけど、
いざそうなってみると、やっぱり放っておけなかったんだよね。
年を重ねて、私も父の言動をようやく許せる気持ちになり、
やっと普通に向き合うことが出来るようになった矢先、
父は感謝しながら旅立って行った。
こんな娘だったのにね。
本当はお父さんっ子だったのにね。
もっと早く、優しくしてあげられたら良かったな・・・。
でも、最期にはお互いにわだかまり無く見送ることが出来て
それだけが救いだけれど。
いつも可愛い娘として見てくれていたことも、亡くしてから
改めて気付いたんだよね。
バカだね、私。
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