恥ずかしながらこの年になってやっと、父親に感謝の気持ちを持てたような気がします。ある事で戸籍抄本が必要になり、取り寄せたのです。そこには”父が私が産まれた事を届け出た”と記載されてました。田舎の事とて隣の集落までいかないと役場はありません。当時は自転車しかなくて、あの遠い道のりを往復してくれたんだと、それがとってもありがたく思えたのです。
それから色々父親との思い出を思い出してみると、幼い頃自転車に乗せてもらった事、夜夕食が出来るまでの間、囲炉裏端で父の膝で遊んだ事。タバコをふかして煙で輪を作ってくれる人でした。私が喜ぶと何度も作ってくれました。母の膝は幼い妹に取られたので、私はもっぱら父の膝で育ちました。
高校時代は遠くの駅から汽車通学で。ある雨の日途中で父を見かけて、傘を持って来てくれたのでした。でも、その時はもう雨も上がってたけど、一緒に歩いて帰りました。
就職する時遠くにある市内の駅まで送ってくれて、父もこんなに遠くまでは、ほとんど来たことがないのに、帰りは大丈夫だったかなと気になったのは、かなり後になってから。。東京からたまに帰ると途中まで迎えに来てくれて。子供じゃないから自分で帰れるけど嬉しかった。
癌の為64歳で亡くなってしまいました。孫も産まれ大喜びしてましたが、会う事はなく葬儀に帰った時写真での対面でした。どうせなら早く帰ってやればよかったと泣きました。
今年私の年が父の年を一年上回りました。60まで生きられるかなと思うぐらい体調が悪かったのに、今はこんなに元気です。父ちゃんの命日にはご馳走を作りましたよ。美味しいものがあると笑顔だったからね。感謝の気持ちも伝えられない娘でごめんなさい。今は大きな声で伝えたい「父ちゃん、ほんとにありがとう!」と。
皆さんの父親への思い出を語りませんか?
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