宮沢賢治「なめとこ山の熊」。
最後の場面、熊が、小十郎に、「殺すつもりはなかった」と語りかけます。
そして、小十郎も、「熊ども、ゆるせよ」と応えます。
人間が自然と自分を区別しなかった精神世界と評されます。
私には、難しい事は分かりませんが、たしかにそうなのかも知れません。
でも、何故か、私には、小十郎が自殺をしたように思えてなりませんでした。
もちろん、わざと殺されようとしたような描写はないので、無意識の自殺と言っても良いかもしれません。
小十郎は、家族を養うために熊を獲りますが、まちではかるく扱われます。
そんな生活の苦労のようなものがあったのではないか、そう感じてしまいました。
みなさまは、この物語をどうお読みになられましたか。
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