トイレに座って間もなくすると、小さいほうの息子が駆けてきて、パッタッタパッタッタと、扉の向こうでタップを踏みます。
扉のこっちで聞く限り、それはまさしく、タップダンス!
軽やかに、楽しげに、リズミカルに。
夫も私も、音痴で不器用。
なのになぜ、こんなに小さな子がタップを? 見よう見まねでしょうか。
何にせよ、おかげで私のトイレは快調です。それはもう、驚くほどに。
あれだけ苦戦続きだった私のお腹が、魔法にでもかかったみたいに。
息子のリズムに合わせ、パッタッタパッタッタ。
ただ、それにしても、息子はなぜ、私のトイレを助けてくれるのでしょう。
息子がタップを踏むのは私がトイレに駆け込んだときだけ。
扉を閉めると、扉の向こうではじまる、パッタッタパッタッタ。
そのダンスを見てみたい。
でも、見せて! と頼めば、息子はタップを止めてしまうような気がします。
苦しかったトイレ。苦痛の扉が、魔法の扉に。
ああ、これも親ばか?
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