妹は幼い子どもを持つ主婦です。
何気ない会話の中で、私の同僚が休日出勤で預け場所のない子どもたちを職場に連れてきたとき、ずいぶん懐いてくれて可愛かった、膝に乗ってきたので抱っこして遊んだ、という話をしたら、妹はイヤな顔をし「私そういう子キライなんだよね」と言いました。
その瞬間、そういえば母も同じようなことを言ってたな、と、急に記憶が蘇りました。
「誰にでも懐く子は愛情不足。恥ずかしい。」と。
私が小学校に上がった頃、妹は3歳、弟は乳飲み子でした。
赤ちゃん返りする妹に母は恐らく手を焼いていて、小学校で友達ができた私に「妹も連れて行かないなら外で遊んじゃダメ」と言っていました。
3歳の妹連れでは、遊びが限られます。
妹連れの私はあちこちで煙たがられましたが、優しく遊んでくれる友達が一人だけいました。
その子にも小さな妹弟がいて、保育園に通っているとのこと。
両親は共働きです。
その子は一度学校から帰宅すると、夕飯のお米を研いでから遊びます。
私はそれを「すごいな、カッコイイな」と思い、そのことを母に話しました。
すると母はこう言いました。
「一年生にそんなことさせるなんてどういう家庭なの?大丈夫?妹も一緒なんだから、そういう家庭の子とは遊んじゃダメよ。」
…今ならこの理不尽を論破できますが、幼い私は母に言い返す十分な言葉を持たず、これでもう外で遊ぶ友達がいない、と、ただ泣くだけ。
そして「妹さえいなければ…」という気持ちを募らせました。
ですから子どもの頃、私は妹が大嫌いでした。
今思えば、妹のせいでないことは分かるのですが。
しかし、妹の「そういう子キライ」を聞いてから、再び沸いてきた妹への嫌悪感が止まりません。
もともと価値観が違うので、今は何を言われても腹が立ちます。
ちなみに母は10年以上前に亡くなっています。
私には子どもはいません。
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