占星術にタロットカード占い、手相など、占いの種類はさまざま。そのなかでも姓名判断は、我が子の名前を考える時などに気にする人は多いのではないでしょうか。読売新聞の掲示板サイト「発言小町」には「画数で占う姓名判断は当たると思いますか?」と題する投稿があり、多くの反響(レス)が寄せられました。
結婚して名字が変わったら運勢が変わった!?
イメージですトピ主は、「名前の画数があまり良くない」という「名付け」さん。そのため、「せめて我が子には良い名前を」と考え、画数にこだわって名づけたそうです。子どもは成長し、社会人になりましたが、「子どもの今までの人生を振り返ると、わりと順調だったよう」と振り返ります。でも、これから先はどうなるかはわかりません。そこで、「画数による姓名判断は当たると思いますか? 画数は悪いけれど、いい人生歩んでいますという方や、画数はいいけれど、大変な人生歩んでますという方はいらっしゃいますか?」と発言小町で尋ねました。
自身の人生を振り返って運が良かったにせよ悪かったにせよ、それが名前の画数のせいなのかどうか、確かめるすべはありません。でも、結婚して名字が変わった後に幸運が続いたり、反対に不運に見舞われたりしたら、「名前の画数が変わったせいだ」と思いたくなるものなのかもしれません。トピ主さんの問いかけに対しては、改姓後に運勢が変わったというコメントが多く寄せられました。
「結婚して名字が変わってから、とことん運がいい」と言うのは「まっつー」さん。「画数を調べてみたら、オール花丸!大大吉!」だったそうです。「かなこ」さんの場合は、名前の画数は良いけれど、名字の画数と合わせたら「大凶」でした。ところが、結婚して名字が変わると「大吉」の画数に。「結婚してからの方が色々と楽になりました。まぁ、単にいい男性と結婚できたおかげだけなのかもしれません」とのろけまじりで語ります。
一方で、画数は悪くなったのに、運勢は良くなったという例も。結婚して画数が最悪になってしまったという「ちぃ」さん。いろいろな本で調べましたが、どれも悪いことばかり書いてありました。それが気になり、名前を平仮名にして使っていた時期もありましたが、面倒になって元の漢字に戻したそうです。時は流れ、結婚して38年。「つくづく思うのは、運の良い人生だったということです。夫婦仲も良好、子どもたちも無事に社会人になり、仕事もあり、友人にも恵まれ、かわいい孫もいます。毎日、幸せをかみしめて感謝して生きています」とつづっています。「運が良いと思って生きていると、本当に運が良くなるものだ」。「ちぃ」さんの夫は、そんな言葉を口にするそうです。
姓名判断には親の思いが込められている

編集部では、名前の画数を気にするかどうか、アンケートで質問してみました。すると、「気にする」「気にしない」が
拮抗する結果になりました。
「息子は、つけたい名前がどうにも悪い画数だったので、その名前を諦めました。当たらないと思うけど、気になりますよね」とコメントしたのは「posuyumi」さん。「tamako」さんは「赤ちゃんには、姓名判断で良い画数で名づけをした方が安心です。それで良い運命になれば万々歳ですし、悪い方になっても、姓名判断では良いのだから、いずれ良い方向に向かうはずと、期待が持てるからです」と語り、名づけの際には画数を考慮した方がいいとの考えを示しました。
一方、「私の親も私たち夫婦も、占いには一切興味がありません。そのため、私自身も私の子どもも、自分たちの名前の画数について縁起がいいのか悪いのか知りもしません。しかし、全員それぞれ幸せな人生を見つけて歩んでいます」と強調したのは、「R」さん。「古希よ」さんも「私ども夫婦の名前、画数を数えたことありません。3人の子どもに命名しましたが、画数なんか思い付かなかった。孫8人おりますが、全て画数関係なしだそうです」とつづっています。
「画数はとてもいいけど、つらい思いをいっぱいした」と明かしたのは「柊hi-lite」さん。それでも、「大変なことが起こっても、運がいいからなんとか生きていられる」と感じています。「親が私のためを思って、一生懸命考えてくれたんだなと思うし、画数の良い名前を持っているという、それだけで強い後ろ盾を持っているような気持ちになります。姓名判断はまったくわかりませんが、そういうことを考えて名前をつけてくれた親の気持ちがうれしいなと思います」
「私の姓名判断はすこぶる悪い」としながら「気にしない」派の「海苔」さんは「親が名づけの際に画数にこだわることが無意味だとは思っていません」と話します。「子の幸せを真に願う気持ちから名前にこだわりたいと考えて付けたのであれば、名付けで重視するのが画数でも意味でも響きでも読みやすさでも伝統でも、親の願いの表現方法が違うだけで、どれも素晴らしいこだわりだと思います」
名前の画数を気にするか否かは人それぞれですが、どうであれ、自分の名前に込められた親の思いが感じ取れるのなら、とてもすてきなことではないでしょうか。
(読売新聞メディア局 後藤裕子)
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