2歳歳上の姉から結婚報告を貰った。突っ込んで聞いたことは無かったけど、年末に実家で会った時の話から薄々そろそろ結婚するんだろうなと思っていた。あまりメンタルが強い姉ではなかったから、支えてくれていた結婚相手には心から感謝したい。
大学生の途中から、私も姉も実家を出て独りで暮らしていた。姉らしい姉でも、弟らしい弟でもなく、頻繁に連絡を取ることはないが、お互いがたまにあるどこにも吐き出せない愚痴の最終地点になっていた。育った環境が似てるからか、似たような拗らせ方をしていて、「普通」に生きることの辛さを共有していた。だからか、姉は私以上に結婚に対して批判的だったように思う。
ここ数年、特に姉が仕事で一度メンタルをやられてから、姉は良く言えば丸くなったし、悪く言えば向上心がなくなった。それに合わせて、愚痴は相変わらずだったけど、弟から見て姉はどんどん「普通」に近づいていった。あれだけ普通を倦んでいたけど、内心では羨ましさもあったんだと思う。
負けず嫌いな性格もあってか、学生時代に散々苦労していたのも知っているから、三十を前にして落ち着いた姉のことは祝福している。幸せを願っているし、それは嘘じゃないだろう。
でも、とっくに覚悟していたことだし、もう何年も一緒に暮らしていないし会うのも年に数回だけど、いざ報告を受けると思った以上に寂しさと感傷が募ってしまって眠れなかった。自分でも本当に困惑している。
振り返ってみると、大人になるまで私は姉の後を(時に脇道には逸れるけど)走っていたのかもしれない。困った時に助けてくれたことも覚えている。その分、いざ結婚すると聞くと、時間は経っているという現実と、取り残されたような感覚に陥ってしまったのだろう。
次に会うときまでに、想像以上に大きかった寂しさを整理して笑顔で祝福したい。できるかな。
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