国家転覆を企てた罪で、13時半までに死刑。
首謀者ではないが、あんたも副委員長だから同罪とのこと。
何が何やら…
首謀者と言われた子どもの頃の友人と、人混みの中を逃げていました。
無事に13時半が過ぎ、ほっとしてトイレへ。
用を足している真っ最中に、ドアがノックされ、
「時間が過ぎました。大人しく出てきてください」
「もう少し待ってください」
「待てません」
と、ドアを破られてしまいました。
「首謀者は銃殺されました。あなたは副委員長なので、苦しまない処置とします」
処刑人は凛々しい若者。
「少し胸元を開けさせてください」
そう言って、首から顔にかけて、何やら香水のようなものをシュカシュカシュカ~、と。
とても、いい気持ち。
このままこんな所で死ぬのか…
「少し時間がかかります」
そう言って、若者は再びシュカシュカシュカ~。
とにかく、いい気持ち。
処刑人はいい男。
私は朦朧としつつ、
「最後に、私にキスをしてくださいませんか」
まっ、まずい…「いえ、結構です。あなたは将来のある身…」
今わの際。こんなときには、どうするんだっけ?
そうか、夫か、夫を呼ぶんだ。
「夫をここへ呼んでください」
でも、最期になんと言おう。
幸せでした。そうでもないか…
感謝しています。私がされたい…
愛しています。愛ってなに…
惚れてました。
これだ!!!
「惚れてました」
というわけで、
切羽詰ったとき、あなたは、誰に何と言いたいですか?
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