私は親戚の家で育てられました。
小さい頃は何も知らずに、少し住みにくく、居心地の悪い思いで暮らしていました。
小学校4年生の時、初めて自分はここの家の子ではないと、酔っ払っている親戚のおじさんだと思っていた、実の父親に聞かされました。
聞いた時、変に納得がいったのと、死んでしまえたらいいのにとおもいました。
それほど、辛い生活だったんです。
でも、学校にもいかせてもらえてたし、ご飯も食べさせてもらえてた。
それだけで、幼い私は育ててもらっているんだからと、真実を知らないふりを続けていました。
小学校も中学も普通にグレてみたり、恋をしてみたり、部活に精をだしてみたり。
でもその部活の先輩と恋に落ちることは、まるで想像していませんでした。
私は自分の感情を人に上手く伝えることが出来ない、そんな子に成長してしまってたんです。
突然でした。凄く突然に「この人に好きな人ができたら辛い」と思ったんです。高校1年でした。
先輩のことは田舎なので、小学校から知っていました。中学も同じ部活で、同じ高校。
それなのに突然、恋に落ちてしまったんです。
家に遊びに行くようになってから、あっという間に離れられなくなりました。
好きなもの、嫌いなこと、私の生い立ち、先輩のトラウマ。全部ありのままをさらけ出し合い続けました。
どうやったら重なることが出来るのか。他人同士でも、どんな事をしたら繋がっていれるのか。
まるで、本性をさらけ合い、それがあまりにも他人には知られたくないので、お互い隠すための囲いを作っていくかの様に、
がむしゃらに毎日会いに行く生活になりました。
自然な、きっと1番自然な形の恋人になりました。
心が先輩を引っ張ったんです。それからの4年間。本当に色々ありました。思い出すだけで、心がぎゅーっと反応します。
きっと心は変わらず、先輩を求めているんでしょうね。
もう終わった恋ですが。
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