風の噂で耳にしました。実は君が僕の事を好きでいてくれたという事を。手の届かない憧れの存在だった君が、僕の事を大切に思っていてくれたなんて、想像も出来なかった。話を聞いてからもずっと、何かの間違いだろうと理解していました。最近、あるきっかけで、ようやく当時の君の気持ちに気がつく事が出来ました。嬉しく思い、懐かしく感じ、切なくなり、苦しくてたまらなくなりました。
思えば、あの頃は君に振られてばかりの僕だと思っていました。袖にされるたびに、必死に自分を磨いて成長しようと頑張ってきました。もがきながらも人間の幅を広げる事ができたのも、全部君との関わりの中で得られた事でした。
初めて出会った頃から、ずっと君の全てが大好きでたまらなかった。だからこそ、君が幸せでいてくれるなら、僕はどんなに辛い事でも耐えられる、そう思って生きてきました。君の恋愛をいつも応援していたのも、最後に君の前から姿を消したのも、君の幸せを願っていればこそだった。辛い涙をいくつも飲み込み、強くなろう優しくなろうと思って生きて来ました。
いまの仕事を選び、こうやって故郷を離れて頑張っているのも、最後に君の幸せな姿が見れたからです。自分も自分の人生を頑張ろうと思うことができたんです。
でも、謝らせて下さい。君の幸せを願う一心で、自分の想いを押さえつける事ばかりに必死だった僕は、君の気持ちに気づいてあげる事が出来なかった。本当にごめん。君を悲しませていた自分を情けなく、許せなく思う気持ちで一杯です。
今の気持ちを正直に伝える事はもはや出来ないけれど、これからも仕事や色んな事を頑張って、自分を磨いて行きます。いつも前向きな君の生き方を、ずっと目標にしているからです。もしも将来、自分がこの仕事で輝く事が出来たら、それが君への本当の気持ちです。
僕のとても大切な友人へ。
読んでくれてありがとうございました。
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