息子の恋人に会うのはこれで3度目です。
『ではこの前の喫茶店で、いついつの何時に』
『必ず伺います』
メールは一往復。
要件も前回彼女に会ったときと一緒です。
息子と同じ大学に通う彼女の、
傲慢で遠慮が無く自信に満ちた仕草のいちいち、
湿ったような暗い目つき、唇をほとんど動かさない喋り方、
そういった全てが、私は嫌いです。
彼女の前に茶封筒を差し出し、
もう息子にお金を貸さないで欲しい、と私が頭をさげると、
貸したつもりなどない、彼がわたしの財布から勝手にお金を抜き取るのだ、
お金の入った封筒をバッグに仕舞い込み、わたし帰りますけど、と彼女。
この嘘つき! 私は暗澹と叫びます、胸のなかで。
この女と息子はグルだ。そんなことくらい知ってる。
知ってるけど、もうなにも本当じゃない。
お金を取ったの? と息子を叱る。
借りただけ、と部屋のベッドに寝そべったまま息子はそっぽを向く。
なにも本当じゃない。
どうすべき、ということはあろうかと思います。
ただ私は、こんなことになってしまいました、と
みなさんに打明けたかったので、投稿しました。
ごく普通の母子だったのです。
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