高校生の頃、アルバイトをしていた時の話です。人見知りだった私を気にかけて、なにかと世話を焼いてくれるパートさんが
いました。母親と同世代だったので、娘のように思ってくれていたのかもしれません。「分からないことがあったら遠慮せず聞いてね」
「あの子、ねーむさんと同じ高校出身なんだってさ」「それ美味しい?」・・・仕事のこと意外でも、恩着せがましくなく温かく気遣ってくれた
パートさん。あの時の自分は本当に最低でした。そんなに良くしてもらっていたのに、内心ではそっとしておいてほしいのに、なんてお節介な人だと
思っていましたから。アルバイトを辞める時も、パートさんに直前になってから言いました。「○日で辞めるんです。」とかそんな程度で、仕事を教えて
もらったことへのお礼は簡単にしたと思います。
パートさんは、寂しいと言って涙目でした。1年ぐらいの期間で、いつも同じシフトでもない、それなのに涙目になるなんて、この時に、あ~この人は本当に
情の深い人なんだと感じました。照れくさくて、「なんで泣きそうなんですか~(笑)」って茶化しました。きちんとお礼は言えずじまい。
そのお店ももうありません。あれからまたアルバイトもしたり、社会人になってから転職したり、色々な人と出会ったけど、あんなに温かい人とはまだ会って
いません。今更ですが、お礼を言わせてください。あんなに良くしてもらって、本当はすごく嬉しかったです。あれが、見返りを求めない優しさなんですね。
今なら分かります。どうもありがとうございました。
あの時言えなかった「ありがとう」、皆さんもありますか?
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