『弟よ、お酒飲んだらお口にチャック。』
http://okm.yomiuri.co.jp/t/2018/0103/832491.htm
このトピに登場する弟です。
弟が幼い頃、私は年頃で彼氏がいました。
部屋で彼と二人でいると、いないはずの弟が押し入れやベッドの下からひょっこり姿を現すこともありました。
「なにしてんの?」
口とんがらせてさみしげに言いますが、
私に言わせれば「あんたこそ、何してんの?」でした。
彼から可愛がられていたので、弟はなにか勘違いしたのでしょう。
よれよれのパジャマをさっと着替えて、当然のようにデートについて来ることもありました。
若者風に言えば「弟、ウザい」です。
弟は勉強嫌いで、私はどちらかと言えば得意な方でした。
そのため小学校入学から卒業まで、弟の夏休みの宿題は、私が面倒をみていたと言っても過言ではありません。いつもぎりぎりで、最後の数日は朝から晩まで鬼(私)のスパルタ指導です。眠くなって不貞腐れる弟に、当時、最高に恐怖だったホラー映画の曲を流して脅すなんてこともよくありました。
結局弟一人では終わらなくて、私が弟の字を真似てドリルを埋める…毎年そんな風にして9月を迎えたのを覚えています。
今年、両親がともに要介護になりました。
娘の私がキーパーソンで、兄も弟も快くサポートをしてくれます。
先月、私が実家で繕い物をしているとき、弟が飲料水を運んできてくれました。
老眼のため、針に糸がなかなか通らなくて手こずっていると、弟が「貸してみ」って言ったか言わないかのうちにスッと糸を通して返してくれました。
ヤラレタ…と思いました。
母はちょうど、お昼ご飯を食べていたのですが、歯に何か挟まったみたいで、渋い顔をしてました。すると弟が「お袋、貸してみ」って言って、母の義歯をスッと手に取って洗面所に洗いに行きました。
またしてもヤラレタ…と思いました。
実によくできた弟でありました。