昭和の時代のジャーナリスト草柳大蔵さんは駆け出しの頃、取材に行った著名人のお宅で応接間に通されたそうです。
ソファーがあったので腰掛けていたところ、奥様がお茶とお菓子を持って来られました。
しかし、ピシッと言われたそうです。
「初めての家を訪問したら、立って待っているものですよ。そのために絵が掛けてあるんです。これからも、初めてのお宅を訪問するときは、その家の主人の許しが出てから腰掛けるようにしなさいね。」
こう言われて、縮み上がる思いをしたそうです。
壁には確かに一見の価値がある立派な絵画が掛けられていたそうです。
こうして恥ずかしい思いをしながら礼儀を学んだと生前話しておられました。
この話を聞いていた私は、会社などを訪問する際も、応接室に通された場合、目的の人物が現れるまでは立ったまま待っているように心がけています。
もちろん、壁に何も掛かっていなくてもです。
しかし、小さな会議室などに通された場合も、椅子に座るように促される場合が多くあります。
不本意ながらも、座るわけですが、目的の人物が現れるなり、立ち上がって挨拶を申し上げるようにしています。
それで、皆様に伺いたいのですが、座るように促されても立ったまま待つのは駄目でしょうか。
座るように言われて立ったままでいると、案内してくださった人を無視しているようで、座らないわけにはいかないのです。
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